「たかね園」5月のイベント
■たかね園 5月の活動~ランチ外出~■
国が発令した緊急事態宣言が解除されてから2週間ほど経過しました。たかね園でも感染症予防のためにお休みをされていた利用者さんが徐々に登園を再開され、毎日の生活も活気づいてきました。しかしながら当面の間は、バス乗車前の手指消毒、登園時の検温、昼食時に対面で座る事が無いようにする…などの対応は続けていきます。
今回の更新では、緊急事態宣言中のたかね園での活動内容を紹介させていただきます。
〇楽しいテイクアウトランチタイム
たかね園は、奇数月に利用者さんと一緒にファミレスなどに昼食を食べに行くランチ外出を行っています。本来であれば、5月も利用者さんが楽しみにしている楽しいランチ外出…の予定でしたが、当然ながら自粛となってしまいました。しかしながら、どうにか利用者さんに楽しい1日を過ごしていただきたい、外出が出来なくても普段とは違う特別な日なんだよ、と言う思いを伝えるために職員が創意工夫を凝らしていました。食事は4班に分かれて、ピザ、カレー、寿司、焼き肉のお持ち帰り対応を行いました。外出こそは出来ませんでしたが、今までのランチ外出では体験出来なかったピザのデリバリーが特に盛り上がっていました。1人1箱(Mサイズ)を抱えて楽しそうに召し上がっていました。職員が持参した激辛タバスコを他の職員にこっそりとかけるイタズラが発生しており、食べた職員が「辛いー!」と言っているのを見て利用者さんが大笑いをしていました。 |
〇たかね園ファッションショー
午後になると、職員がこの日のためにビニール袋を利用して手作りをした服を着てレッドカーペット?の上を練り歩くファッションショー名付けてTakane Collection 2020を行いました。外出自粛宣言で外出が出来なくとも、日々の家事に追われているはずの職員がけっこう本気で作成してきました(家で)利用者さんが好みそうな変身ベルトは、園芸班の職員が匠の技を駆使して短時間で作り上げていました。今まで行ったことのない催し物に利用者さんもノリノリでポーズをきめていました。
利用者さんの支援において、研修でも「利用者さんのプラス面を見る」、「物事をプラスに考える」などの言葉をよく耳にします。今年度は、バザーや夏祭りが中止になってしまい、個別余暇外出も延期となっていますが、中止や延期になったからこそ、今回のような楽しみを生み出す事が出来たと思うと、今後の支援にも力が入ってきます。この1年は、台風による浸水、停電など色々とありましたが、たかね園は今後も負けずにプラス思考で頑張っていきます!